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ホーム > タイアップ事業 > タイアップイベント・セミナー実施報告一覧 > 備えあれば憂いのない空き家対策~自然災害で被害にあわないために

タイアップ事業 住まい情報センターと住まい・まちづくりに取り組む団体とが、協働して企画する「タイアップ事業」の情報

備えあれば憂いのない空き家対策~自然災害で被害にあわないために

実施日:2019年9月28日(土)13:30~15:15
講 師:米田淳((一社)大阪府不動産コンサルティング協会会長)
    金森匡邦((一社)大阪府不動産コンサルティング協会理事)
    岡原隆裕((一社)大阪府不動産コンサルティング協会理事)
場 所:住まい情報センター3階ホール
実施団体:(一社)大阪府不動産コンサルティング協会
 
空き家を持つことのリスク(自然災害や外部不経済について)/米田淳氏
空き家全般に関する件と自然災害に受けた空き家の事例についてお話しさせて頂きました。
 
1、空き家の状況と施策
  ①大阪市の空き家率  ②空家等対策の推進に関する特別措置法
 
2、空き家のリスクとコストについて
  ①外部不経済とは  ②空き家の所有者責任  ③空き家の維持管理コスト
 
3、自然災害により被害を受けた空き家の解消事例の紹介
 
4、借地や長屋の注意点
 
 もし実家が空き家になったらどうしたいかという問いに約4割が売却、1割が賃貸、3割が自分もしくは親族が住むなどの調査結果がありますが、実際は空き家になった後に約7割が放置されているという結果が出ています。空き家の相談は三つの「かんじょう」、
感情/心、気持ち、意欲 環状/地縁、血縁、人的環境 勘定/お金、資金力、損得
があります。空き家相談は、「物」の相談ではなく、「人と物」の相談です。
 
空き家の管理とたたみ方(除却や引き取り)/金森匡邦氏
空き家管理と売却・除却、大阪市の補助制度についてお話しさせて頂きました。
 
1、空き家管理 (目的とポイント、管理の内容)
  目的:①建物の劣化を遅らせる ②近隣に迷惑をかけない 
     ③起こりうるリスクを未然に防止する ④判断するまでの時間をつくる
  ポイント:①変化を見つける ②継続的に行う
 
2、売却・除却のポイント
 ①心の整理と物の整理
 ②売却のタイミング
 ③集約と引き取り
 ④建物除却の注意点
 
3、大阪市の補助制度の一部紹介
 
空き家にしないために(予防)/岡原隆裕
空き家予防のための4つの手法をお話しさせて頂きました。
 
1、高齢期の住まい方・親子の意思確認
 
2、紛争の未然防止
 ①共有の解消  ②公正証書遺言の作成  ③成年後見制度の活用   ④信託の活用
 
相続問題と聞いて資産家だけの問題と思われるかもしれませんが、普通の家がもめていると言われています。家庭裁判所における遺産価格別遺産分割事件件数のうち「1000万円以下」と「5000万円以下」の合計で75.9%を占めています。(裁判所「司法統計年報(平成27年度)」より)
子どもがいない、相続人が多い、相続人同士の仲がよくない、主な財産が自宅という方は公正証書遺言の作成を考えましょう。
 
3、処分や利活用の準備
 
4、空き家対策と相続対策
 
 
■参加者の感想
参加者数は62名、個別相談は7組でした。アンケート結果より、「
空き家の登記の状態を確認しようと思いました。実家は狭い道路沿いに建つ長屋なので、不動産業者に相談しておこうと思いました。」などのご意見をいただき、約6割の方から「満足」との回答をいただきました。
 
 

実施者のコメント

(一社)大阪府不動産コンサルティング協会

適切に管理が行われていない空き家所有者に向けて、空き家の解消に少しでもつながればと思い、講演させて頂きました。