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ホーム > タイアップ事業 > タイアップイベント・セミナー実施報告一覧 > 夏休み!親子de体験バスツアー~森の手入れ「山の間伐をしよう」~

タイアップ事業 住まい情報センターと住まい・まちづくりに取り組む団体とが、協働して企画する「タイアップ事業」の情報

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夏休み!親子de体験バスツアー~森の手入れ「山の間伐をしよう」~

実施日:2010年7月25日(日)8:15~16:30
場 所:河内長野市小深の山林、木材総合センター
講 師:奥野 壽一(おくの ひさかず)/大阪府森林組合副組合
 黒田 慶子(くろだ けいこ)/森林総合研究所関西支所地域研究監
主 催:NPO法人もく(木)の会
協 力:大阪府森林組合、河内長野林業研究会 

■あいさつ/西野 智子(NPO法人もく(木)の会代表)
もく(木)の会は、1999年関西の女性建築士が集まり発足しました。シックハウス問題が世間を騒がし、健康住宅への意識が高まり始めた頃、少しでも多くの人に健やかに暮らせる空間を提供したい。国産の木材を使うことで山の元気を取り戻したい。そんな想いで活動をはじめました。 
このセミナーは、(社)国土緑化推進機構の「緑と水の森林基金より助成金」を受けて実施します。ぼくたち、わたしたちの家に使われている木は、どんなところに生えているの?木はどのように育って加工されて、家の材料になっているの?実際、山に登って間伐体験したり、年輪を調べたり、山の働きについて学んでいただきます。お楽しみに。
<プログラム>

8:15 
8:30~
10:00~ 
10:30~ 

 

11:50~
12:30~
13:00~


13:30~

15:15~
16:30  

・天王寺(駅前)に集合
・バスにて現地へ移動(所要時間:1時間30分を予定)
/場所:河内長野市小深の山林
・大阪府河内長野市小深に到着後、山登り(所要時間:30分を予定)、間伐体験
※森林組合の人が木を切っている様子を見学したり、実際にのこぎりを使って、直径10~15cm程度の木を切る体験をします。

・お昼(現地でお弁当を食べます)、トイレ休憩   
・年輪を調べる木を切って測定します。
・下山して、木材総合センターへ移動
/場所:南河内郡千早赤坂村中津原

・木材総合センター、トイレ休憩
※伐った木の年輪をグループに分かれて調べます。
・セミナー終了、バスにて移動
・天王寺(駅前)で解散

 
■山登りと間伐体験 /講師:奥野 壽一氏
林業一筋45年間、大阪府では数少ない専業林家です。大阪府より指導林家に認定され、森林ボランティアの育成や、林道整備指導、河内材の普及など森を守る様々な取り組みをおこなっています。今回は、間伐体験場所まで30分間山登りをおこない、それぞれグループにわかれて、ヒノキ材の間伐の方法やポイントを学びました。
 

 
<間伐のポイント>  
①     まず、直径10センチ程度の幹が曲がった木材を探します。
②     適当な木を見つけたら、その木を倒す方向を考え、木にロープを渡します。
③     周辺との木の関係をみて、倒しやすい方向に△(三角)の切り口をつけます。
④     その切り口と逆の方向から、上部2センチの所から平行にノコギリで切り目を入れ、倒れる寸前まで切断していきます。
⑤     滑車の原理でロープを倒れる方向にある他の木にひっかけて引っ張り、木を倒します。
⑥     最後に、枝打ち、木の表皮をめくって処理します。
 

植林は森を壊すという人もいますが、植林するだけでなく、このように間伐をおこなって、日光が入りこみ、地面に生える植物が光合成できるよう、人がちゃんと手入れをしてあげれば、森が自ら持っている自然の循環を取り戻し、植林が持つ力を活かす環境をつくることができるのです。と説明がありました。

 
■年輪から木の成長のしかたを学ぶ/黒田 慶子氏
 
専門は森林病理学、樹木組織学、ナラ類集団枯死(ナラ枯れ)やマツ材線虫病(マツ枯れ)の発病メカニズムなどミクロな世界を研究しています。その一方で、予防医学の観点から里山や人工林の健康維持に取り組んでいます。また、地域の林業振興や森林保全を推進したり、里山を健康に保つための整備方法について、普及に努めています。との紹介がありました。
ここでは、さきほど間伐した木(スギ材)の年輪をグループにわかれて調べました。
 
 <年輪調査の方法>
①     間伐材から、木の円盤をつくります。(南に印をつけた木を3mごとにパーツにわけ、さらに各パーツから3cmの輪切りをつくる)
②     方眼紙に、「中心線」「南方向」「根元からの高さ」を記します。
③     円板の中心を、方眼紙にあてて年輪幅を記入していきます。(中心から同じ数の年輪の印がつきます。)
④     年輪を全て書き写したら、高さ順に方眼紙を台紙に貼り付けます。
⑤     年輪の印を上下に線を引きつなげあわせれば、年輪調査用紙の出来上がり。(タケノコを縦に切ったように見えます)
 
 
 
 
<できあがった図で読み取れること>
木の年齢、10年前の木の高さ、木が太くなるのが早かった時期(年輪幅が広い)などが読み取れます。このようにして、研究者は木の成長の仕方を測定しているのです。との説明がありました。
 
 
■参加者の感想
40名枠の体験バスツアーに約276名の申込があり、参加者数は親子38名でとても人気の高いセミナーとなりました。アンケート結果より「たくさんの木を植林しているが、実際に材木として建材に使用されるのはほんの一部だという事」「年輪幅から図を書き高さがわかるところがおもしろい」「間伐や木の皮を剥いだり、初めての経験をたくさんさせていただいて子どもたちにも夏休みの良い思い出になったと思います」など、多くの感想をいただき、森林整備の大切さや重要性を再発見できるプログラムとなりました。
 

■関連イベントのご案内

実施報告として、当日参加したこどもたちの感想や写真、実際のスギの木など 写真・パネル展を開催しております。

●時期:平成22年7月30日~8月29日
●場所:大阪市立住まい情報センター4階住情報フロア
詳しくはこちら≫ https://www.sumai-machi-net.com/event/portal/event/29860

■大阪市の「平成22年度サマースクールシティ事業」にも掲載されました。

http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000099026.html)
 

 

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