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ホーム > タイアップ事業 > タイアップイベント・セミナー実施報告一覧 > 大阪のアーバンデザイン

タイアップ事業 住まい情報センターと住まい・まちづくりに取り組む団体とが、協働して企画する「タイアップ事業」の情報

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大阪のアーバンデザイン

 

 

 実施日:平成21年12月12日(土)
   セミナー 13:30~16:00
場所:大阪市立住まい情報センター 3階ホール
講師:三谷幸司(四天王寺大学短期大学部教授)
主催:船場大阪を語る会
 
1.はじめに
 今大阪に求められていることは大規模な開発や超高層の建物を建てるだけではなく、今ある大阪の街のストックを生かしながら、これに磨きをかけ、大阪の魅力を取り戻すことで、大阪のまちが再生ができると考えています。その具体的な方法を、4つの切り口ごとに(水辺、空地、地下街、住宅)説明していきます。
 
2.水辺の街の再生
 大阪のまちはかつて水路が東西にはりめぐらされた「水の都」でした。水路の多くは昭和30年代まで残っており、本当に、ここ最近水路をうめてしまったというもったいないことです。失われた水路が多いものの、今もロノ字型に水路は残っています。しかし、近くに寄りつけない、見えないという残念な状態です。ここ最近では水辺に近づけるような再生も出てきています。とんぼりウォークのように川に面して歩行者用の通路を整備すると、川に面してお店も入り口を構え、にぎわうようになってきました。立ち上がった護岸ではそのレベルまでエントランスを上げる、北浜テラスのようにテラスを設けるなど、水に近づけるような工夫があります。このような取り組みによって、水辺のにぎわいや楽しさが取り戻せると考えられます。
 
 
 
3.空地を生かした街の再生
 道路は公共の空地ではありますが、建物と建物の間、建物と道路の間といった民有地にも自由に使えそうな空地があります。これを連続させる、一体的に使うことで、街は歩いて楽しい、とどまって楽しい、うるおいのあるものになります。茶屋町地域の通り抜け空間、法善寺の路地空間、お初天神から第一生命ビル一階の連続した動線など民有地同士が調整をして、潤いのある空間を創出している例をみせていただきました。
 
4.地下街の再生
 地下街は雨の日には重宝するが好きではない。地下街は歩いていても楽しくなく、目印もないため、目的地にいくには苦労します。これを少しでも魅力的にするには、ところどころ切り取って、地上がみえるように工夫することをすればどうか。例えば、地下街の敷地と敷地の間、地下街の道路部分に光を取り入れる、地上がみえるといった工夫をすれば、地上の建物の一部がかいまみれたり、光が入り、快適な空間ができます。梅田第一生命ビルと地下街の接続空間、梅田DTタワービル、ハービスエント地下通路などを例にとって、説明いただきました。
 
 
 
 
5.住宅都市に向けた再生
 まちがにぎわうためには人が住む「住宅都市」を目指す必要があります。今、市内には超高層マンションが林立していますが、本来住宅系土地利用を想定していない地域に建つ場合は、既存の町の秩序を壊しながら、町が混乱する様相になっています。このような事態に対応するには(居住するために快適な環境にするには)、大幅なゾーニングの見直しが不可欠になっています。京都市の職住共存地区でのゾーニングの例などを示しながら、具体的な提言をいただきました。そして、このように都市を再生していくには、行政に任せる・頼るのではなく、地域の関係者が考え、調整をしながらつくりかえていくことが必要だとしめくくられました。
 
6.大阪市・大大阪の歌など 合唱
 最後は、船場大阪を語る会の恒例行事という、「大阪市・大大阪の歌」「おおきに音頭」を講師、参加者みんなで歌って、終わりました。ちなみに、おおきに音頭は、三島会長の作詞だということです(語呂がよく、覚えやすい歌でした)。
 
  
<参加者の声(抜粋)>
 

・意識をもって街のポテンシャルを見出し、活用すべきと考えた。
・大阪はまとまりのある景観をもつ街になれるのか。市内に人を戻すにはどういう方法があるのか、課題はなにかがよくわかった。

 

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