「夏休み!親子deセミナー木の家を建ててみよう!~ミニチュアハウスのフレームキットで実際に体験~」
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実施日:2009年8月23日(日)13:30~16:00
場 所:大阪市立住まい情報センター3階ホール
講 師:NPO法人もく(木)の会メンバー
相河 真弓(一級建築士、福祉住環境コーディネーター、相河真弓設計工房代表)
高橋 定子(インテリアプランナー、2級施工管理士、高橋空間工房代表)
このセミナーは、木のぬくもりを感じながら、親子で家の模型をつくることで、木の家の良さを伝えることをねらいとしています。釘を一本も使わない木造住宅の構造はどのようになっているのか、ミニチュアハウス及びフレームキットを子供たちが自ら組み立てて実体験してもらうことで、木の性質について学び、家づくりの基本構造を学びました。
■お話『どうして木の家がいいの?』/相河 真弓
まずは木育について。日本は「木の文化」があること、木に触れるとほっとする気持ちになれること、木を伐採することは必ずしも森林破壊ではないこと、などについてお話がありました。参加者は、人工合板と一本の木からとれた木片ピース(ヒノキとスギ)3つの木板を実際触って曲げてみたり、においを嗅いだり、叩いて音を聞いてみたりして、木の性質を知りました。
また、木は地球の温暖化を救う資源として、木を育て森を元気にする仕組みとして、植える、育てる、収穫する、使う、また植える、この繰り返しが大切でこの森林サイクルをつくることで、地球温暖化のみならず、日本の木の文化を継承しているといった紹介がありました。
<講演・会場の様子>
■ワークショップ『ミニチュアハウスを組み立ててみよう!』『フレームキットで木の家をつくってみよう!』/高橋 定子
後半は、実際に子供たちが、1m20cm×1m80cm程の大きさのミニチュアハウスと約20cm×30cmの大きさのフレームキットの2つのタイプの家を組み立てる体験をしました。ミニチュアハウスは、子供たち皆で一本々手分けして組み立てました。組み立て方のポイントとして、木の部材には、いろいろな名前があり、それぞれはめ込む場所にも意味があること。木の性質と組み立て方には密接な関係があることなどを学びました。木は生き物なので呼吸をします。そのため、空気が乾燥したり湿気が多かったりすると、木材に亀裂が入ったり膨らんだりすることがあります。部材を組む時には、そういった天気に左右されることや設計図通り部材が加工されていたとしても、実際組み立ててみると継ぎ手があわないので現場で加工修正したり、建物強度を増すためには筋交いが大切な役割を果たしていること、などの説明がありました。
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<ミニチュアハウスを建てている様子>
<各自フレームキットを組み立てている様子>
■参加者の感想
2倍以上の応募者のなか40組が抽選で決まり、当日親子36組76名(うち子供が34名)の参加がありました。応募時は有料セミナーとしていましたが、もくの会が「特定非営利活動法人活木活木(いきいき)森ネットワークのNPO等地域材利用推進普及活動助成金」を受け実施されることで、無料セミナーとなりました。アンケート結果より「工具が使えない子供たちが多いのは、音の問題などで金槌や木槌を使ったりする機会が少ないからだと思いましたが、物作りは体感することが一番だと思うので、とても良いチャンスを与えていただけたと思います」「全ての柱に名前があることが知れた」「木のぬくもりを実感した」「子供が実際に家を建てられたことが興味深かった」「木の家への関心が高まった」などの感想がありました。親子参加型の木の家づくりを通じて、子育て世代と小学生への住環境教育が効果的に実践されたセミナーとなりました。
※イベント募集情報は読売新聞(7月10日)に掲載されました。
